今回のBRUTUSの一件が大反響をよんでいる。
いろんな意見があるけどこのBRUTUSうんぬん以前に顔が見えない人からの心無い言葉がぐさぐさくる。
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdrTT0cvhVZHUEE2K7zEfrOadaj6wkyn-3iNXx1Sl2pr4yKAA/viewform
要望書を出した3人のうち2人は焙煎セミナーでお世話になっててどんな人なのか少しばかりは知っているのでTwitter上で言われているようなわがままを言っている人達じゃないのはわかってる。
むしろ頭のいい人達だし、その中でも糸井さんは私の親と大して年齢も変わらないようなずーーっと昔から男性の中で頑張ってきた女性の焙煎師。
今なんかよりもっと男性優位の時代から。
だから顔も知らない輩に噛みつかれているのを見るのはとても悲しいし、怒りさえ覚える。
ただもう1人の直接知らない方はもともと私が好きなアーティストがライブでその方のコーヒー豆を販売していたからフォローして知っていたのだけど、結構言う事過激だし敵が多そうな感じで、、そのせいもあって炎上しているのでは、、
どんなに正論を言っていてもあの言い方では受け入れてもらえなそう。うーーん。
そんな急にガラッと社会が変わることはないけれどこういう表に立つ勇気ある人達がいるから少しずつ進んでいくんだと思う。
全てにおいて平等は難しいとおもうけどお互いに尊重する気持ちを持って役割分担することが大事なんだろうな。
自分と違う意見を持つ人を排除するのではなく、なぜそういう意見を持っているのかを掘り下げる必要がある。
ついカッとしてしまいがちな私自身に言えること。
女性に限らずXジェンダーとして無いものとされてきた立場だからこういう人もいるんだよって伝えたい気持ちは痛いほどによくわかる。私もXジェンダー焙煎師なので。
私は面倒事が嫌いなので人の考えを変えようと意見を述べたりはあんまりしないからこそ、こうやって叩かれる可能性があったとしても声を届けようとする人たちを単純に尊敬する。
後、私の中の冷めた意見としてはこの世の中は繋がりの社会だから雑誌編集者と仲良くお話ししてる人達が載ったんじゃ無いかなとも思う。
繋がりのないところからぶちこむほど雑誌や政治や社会はまともに機能していない。
社会にまともさを求めることはなかなかに難しいかも。
我ながら冷めた大人になったもんだ。
最近の川村記念美術館の問題もそうだけど多面的に問題を見ていかないと結局同じことの繰り返しになってしまう。
そして問題に向き合わずに勝手に好き放題言っている人の多いことよ。
自分には大きい事はできないから自分にできることを粛々とやっていくのみ。
これも逃げかな。