ちょっとミャンマーの話。
数ヶ月前にコーヒー豆ラインナップに加えたのがミャンマー ジーニアス ウォッシュド。
今はウクライナのニュースがほとんどですがちょうど一年前くらいにミャンマーではクーデターが起こり,軍が政権を握りました。
その時にミャンマーの軍のやり方に私も反発心を覚えて自分に出来ることをしたいなーと思い、コーヒー屋はコーヒー屋らしいやり方をしようとミャンマーの生豆を仕入れることにしました。
きっかけはクーデターでしたが、いざ仕入れてみると美味しい!
あんまりアジアの豆で良いイメージがなかったので敬遠していたんですが、これは美味い。
浅めに煎ると多少藁っぽさも残りますが、
林檎の様な爽やかな酸味と甘みがあるコーヒーです。
農家さんへの支援にもなるし美味しいし言うことないじゃないかという。
なのでみなさんも支援の為にも美味しいコーヒーを飲む為にも積極的に買ってください(笑)
それはまぁさておき、
ここ最近はミャンマーのその後をテレビで見ることも無くなってしまってどうなってるのかなぁと思ってはいました。
積極的に自分から調べたりまではしなかったのだけれども…。
コロナもあって生豆仲介業者さんもなかなか海外に行けなかったみたいなのですが、先月やっとミャンマーに行くことができたとの事。
その報告会がオンラインであって私も参加させていただきました。

結局今も軍がハバをきかせていて自由な発言や行動は制限されている様です。
買い付けの業者さんが滞在していた期間にも村に夜中だろうが構わずに軍が見回りにきたそうです。
こわ
しかもジーニアスといううちも仕入れさせてもらってる会社のトップが反軍思想だという事がネットに上がってしまったらしくて社長は今は逃亡中だそう…
なんてことだ…
その業者さんが話していた中で印象的だったのが、現地の農家さんたちは言葉には出さない(出せない)けど静かに怒りで満ち溢れていると。
ほんとなんなんですかね。
世界全体が少し前から急激に変な方向に向かって行ってる。
知れば知るほど絶望しか感じない。
腹の底が煮えてる感じ。
もっと細かいことを知りたい方はこちらをご覧くださいませ。
報告会のアーカイブがYouTubeに上がってます。
もっと怒りが湧くかも知れませんが…
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